福井県の意味
福井県とは、中部地方北西部に位置する県。県庁所在地は福井市。成立は明治4年。
福井県の語源・由来
福井の地は旧称を「北ノ庄」といったが、寛永元年(1624年)、福井藩第三代藩主の松平忠昌氏が「北」は「敗北」に通じるとして嫌い、縁起の良い名前にと「福の居る場所」という意味で「北ノ庄城」を「福居城」と改め、元禄年間後期、現在の「福井」と改められた。
ただし、慶長12年(1607年)には「ふく井」の名が見られ、「福」の文字が使われた地名も見られるため、別称として「福井」があり、改称のもとになったのではないかと考えられる。
地名の語源は、よく水が湧き出るところの意味で「脹井(ふくヰ)」であろう。
その他、城のそばに「福の井」と呼ばれる井戸があるからや、城下を流れる「足羽川(あすわがわ)」を「福の多い川」と見立て、「川」の意味で「井」の字を使ったとする説もあるが、これらも「脹井」に由来するものと考えられる。
福井県のシンボル
福井県の市町名
福井市/敦賀市/小浜市/大野市/勝山市/鯖江市/あわら市/越前市/坂井市/永平寺町/池田町/南越前町/越前町/美浜町/高浜町/おおい町/若狭町