ちんちくりん

意味

ちんちくりんとは、が低いこと。また、そのさま。小さいをあざけっていう語。背丈に比べて衣服の丈が短すぎること。

ちんちくりんの語源・由来

ちんちくりんの「ちん」は、「ちく」を重ねて「ちくちく」とした際に変化したもので、「つんつるてん」や「キンキラキン」などと同じ語構成。
ちんちくりんの「り」は「はっきり」「しっかり」などのように副詞をつくる接尾語で、最後の「ん」は音調を整えるためのものである。

ちんちくりんの軸となる「ちく」は、わずかなことや、小さいことを表す語。
「ちく」を形容詞化した語には、「小さい」「ちっぽけ」を意味する「ちくい」という語がある。
また、針などを繰り返し刺す「ちくちく」は、元々、細やかであるさまや、細切れに行われるさまを意味し、「ちくり」も元々は「わずか」「少し」の意味であった。

ちんちくりんの語が見られる以前には、「ちんちく」「ちんちくち」などの語形もあった。

ちんちくりんの類語・言い換え

背が低いちんちくりん

ちくりん/低身長/が低い/身長が低い/背低/小さい/ちっこい/ちっちゃい/矮小/短身/短躯/小作り/小粒/低い/ちび/ちびっちょ/小人/小兵/矮人/小男/小女/豆助/豆男/小女房/小柄/侏儒/ずんぐりむっくり/ずんぐり/立臼/寸詰まり/寸足らず/一寸法師/親指姫/ピグミー/豆タンク

衣服の丈がちんちくりん

つんつるてん/寸詰まり/寸足らず

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