千鳥足の意味
千鳥足とは、左右の足踏みがジグザグになるような歩き方。特に、酔っ払った人のよろめいた歩き方。
千鳥足の語源・由来
千鳥足は、千鳥の歩き方に由来する。
通常、鳥の足には後ろにも支える指があるが、千鳥の指は前三本で後ろに指がないため、左右のバランスを取るため、左右の足が交差するように内股で歩く。
その左右ジグザグに歩く姿にたとえて、「千鳥足」と言うようになった。
中世には馬の足並みが乱れることも「千鳥足」と言ったが、これは千鳥の足運びではなく、飛ぶ姿に似ていることから。もしくは、馬の足音が千鳥の羽音が似ていることからといわれる。