稀有/希有/けう

稀有の意味

稀有とは、めったにないこと。非常に珍しいこと。不思議なこと。また、そのさま。

稀有の語源・由来

稀有は仏教漢語に由来する語。
本来は、文字通り「稀(まれ)に有る(ある)」を意味する。
「稀にあること」というのは、普通は存在しない、きわめて少ないことでもあるため、珍しいこと、不思議なことを「稀有」と言うようになった。

稀有を「きゆう」と読むのは間違いと言われることもあるが、一般的な読みが「けう」というだけで、「きゆう」と読んでも間違いではない。
「けう」は呉音、「きゆう」は漢音である。

稀有の類語・言い換え

滅多にない/珍しい/たま/希代/稀/希世/希少/万が稀/たぐいまれ/曠世/未曾有/前代未聞/希代未聞/未聞/レア/不思議摩訶不思議/不可思議/けったい/奇妙

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