あんころ餅/あんころもち

あんころ餅の意味

あんころ餅とは、外側を餡でくるんだ餅。

あんころ餅の語源・由来

あんころ餅は、餅の外側をくるむ餡が衣のようなので「餡衣餅(あんころももち)」と呼ばれており、「ころも」の「も」が省略され「あんころ餅」になったという説がある。
しかし、あんころ餅は「餡転餅」と表記されたり、「あんころばし餅」とも呼ばれること。また、外側に餡をつける際、小豆餡の中で転がすことなどから、「ころ」は「転がす」の「ころ」と考えて間違いないであろう。
また、あんころ餅の作り方に由来するのではなく、「石ころ」「犬ころ」「さいころ」など、小さい物・丸い物・ころころした物に添えられる「ころ」とも考えられる。
ただし、これらの「ころ」は「転がる」の「ころ」と同源なので、「衣」の「ころ」のように全くかけ離れた説というわけではない。

あんころ餅の別名・類語

あんころ/あんこ餅/あんころばし/あんころばし餅/餡餅/自在餅/自在煮/皆殺し/全殺し/本殺し/おはぎぼたもち夜船北窓/萩の餅/萩の花/彼岸餅/隣知らず/やわやわ/赤福/赤福餅/御福餅/川渡餅/土用餅/ずんだ餅/ずんだ/

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