ブタクサの意味
ブタクサとは、キク科の一年草。夏、黄色の花を穂状につけ、花粉症の原因となる。
ブタクサの語源・由来
ブタクサは北アメリカ原産で、日本へは明治初期に渡来した。
名前は英名「Hogweed」の直訳で、「hog」が「豚」、「weed」が「雑草」を意味する。
「Hogweed」の由来は、豚が好んで食べる草であるからや、豚の生息地によく生える草からという説が有名だが、ブタクサは花粉症の元凶といわれる草で、蔑視の意味を込めて「豚」の名が付けられたとする説もある。
別の英名は「Ragweed」といい、直訳すると「ぼろ草」で、この種が好まれていないことがわかる。
また、日本では「喘息草(ぜんそくそう)」の別名があるように、花粉に注目されやすいことから、ブタクサは蔑視した名とする説が有力と考えられる。
ブタクサの別名・類語
アンブロシア/喘息草
ブタクサの種類
オオブタクサ/クワモドキ