おべっかの意味
おべっかとは、人の機嫌を取ろうとして、へつらったり、軽薄なお世辞を言うこと。また、その言葉。おべんちゃら。
おべっかの語源・由来
おべっかの語源は、口のきき方・言い方のほか、口のきき方がうまいことを意味する「弁口(べんこう)」に、接頭語の「御(お)」が付いた「御弁口(おべんこう)」が変化した言葉と考えられる。
北海道の方言で、おべっかを「べんこ」というのも、「弁口」からと思われる。
その他、おべっかの語源には、神事・祭事の際に炊事の火を別にすることをいう「別火(べっか)」に由来し、別火を知らない人が調子よく「おべっか」と言ったことからとする説や、服従する意味の英語「obey」からという説もあるが考え難い。
おべっかの類語・言い換え
ごますり/よいしょ/媚/へつらい/媚びへつらい/諂媚/ご機嫌取り/機嫌買い/追従/阿諛/お世辞/世辞/追従口/おべんちゃら/べんちゃら/ちやほや/言葉の綾/社交辞令
おべっかを使うの類語・言い換え
ごまをする/味噌を擂る/へつらう/おもねる/取り入る/媚を売る/媚びへつらう/歓心を買う/機嫌を取る/機嫌気褄を取る/気褄を合わす/気に入る/気を取る/佞する/おひゃる/はむく/襟に付く/襟元に付く/尾を振る/尻尾を振る/御髭の塵を払う/お先棒を担ぐ/おべっかを言う/おべっかる/おべんちゃらを言う/お世辞を言う/お調子を言う/ちやほやする/よいしょする/持ち上げる/へいこらする/へこへこする/ぺこぺこする/へいへいする/鼻息を窺う/顔色を窺う/顔色を見る/色目を使う/秋波を送る/迎合する