意味
呪いとは、憎しみや恨みのある相手に、災いが起こるよう神仏に祈ったり、願ったりすること。また、強く恨むこと。
語源・由来
呪いは、動詞「のろふ(呪ふ)」の連用形「のろひ」が名詞化した語。
「のろふ」は、「言う」「宣言する」などを意味する「のる(宣る・告る)」に由来すると考えられる。
「のる」は、単に口に出して言ったり、告げたりする意味ではなく、呪力を持った発言、重要な意味を持った発言を表していた。
「のろふ」は、この「のる」に継続を表す助動詞「ふ」が付いてできた言葉で、同様の形で変化した語には、「かたる(語る)」から「かたらふ」「かたらう」、「うつる(移る)」から「うつらふ」「うつろふ」「うつろう」などがある。
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