意味
なるほどとは、同意したり、納得したりする気持ちを表す語。確かに。本当に。
語源・由来
なるほどの「なる」は「実現する」「出来上がる」「成立する」ことを表す「成る」。
「ほど」は「程度」「限度」を意味する「程」で、なるほどは「できる限り」の意味で使われていた。
やがて「なるべく」「なるたけ(なるだけ)」に代わり、なるほどは「いかにも」「たしかに」といった、相手の言うことを肯定する言葉となった。
このような意味に変化したのは、「できる限り」という程度・状態はそれ以上のものがなく、「他には考えられない」「明らかである」の意味に通じることからと考えられる。
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