キュウカンチョウ/九官鳥/きゅうかんちょう

意味

九官鳥とは、スズメムクドリ科の。全長約30センチ。インドから東南アジア原産。全身で、翼に白斑があり、頬と黄色く、くちばしは色。人間言葉や他の鳥の鳴き声を真似する。秦吉了(シンキツリョウ)。サルカ。

語源・由来

九官鳥の「九官」は、日本にこの鳥を持ち込んだ中国人の名前といわれる。
九官が長崎にこの鳥を持ち込んだ際、人間の言葉を真似することを伝えるために「この鳥は吾の名前を言う」と言った。
「吾の名前」を持ち込んだの名ではなく、鳥自身の名と間違って訳されたため、「九官鳥」の名がついたという説が、『本朝食鑑』や『飼籠鳥』に見られ通説となっている。

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