クマ/熊/くま

熊の意味

熊とは、クマ科に属する哺乳類の総称。全般に体はよく肥え、頑丈。日本にはヒグマとツキノワグマの二種がすむ。また、劇場で立ち見する観客。

熊の語源・由来

熊の語源には、穴居することから「クマシシ(隈獣)」や「クマ(隈)」の意味。暗くて黒い物を「隈(くま)」と言うことから「黒い獣」の意味など、物陰になっている暗がりを表す「隈」に由来する説。
穴に籠って暮らしていることから、「こも(籠)」が転じて「クマ」になった説。
熊の鳴き声が「クマッ・クマッ」と聞こえることから、鳴き声に由来する説。
人に取り付いて組むことから、「クム(組)」が転じて「クマ」になった説。
神の古語「クマ」に由来するなど、多くの説がある。
有力視されているのは「隈」と「鳴き声」の説だが、鳴き声は近寄らなければ分からず、名前になるほど日常的に熊に近寄っていたか疑問である。

劇場で立ち見する人のことも「熊」という。
これは、立ち見席の前に鉄柵が設けられており、その鉄柵に寄る姿が檻の中の熊に似ていることに由来する。

熊の別名・類語

動物の熊

ベア

立見客の熊

立見客/立見/大向こう

熊の種類

ヒグマ/ツキノワグマ/ホッキョクグマ/アメリカクロクマ/ハイイログマ/メガネグマ/マレーグマ/ナマケグマ/ジャイアントパンダ

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