孤軍重囲の意味
孤軍重囲とは、一人だけ孤立した状態。
孤軍重囲の語源・由来
孤軍は、一人や少人数の孤立した軍隊。
重囲は、いくえにも取り囲むことや、その囲み。
一人だけ孤立した状態を、敵軍に完全包囲された孤軍にたとえて「孤軍重囲」という。
孤軍重囲は漢文に見られない四字熟語だが、夏目漱石の『野分』（1907）に「高柳君は此園遊会に於て孤軍重囲のうちに陥ったのである」とあり、漱石による創作四字熟語と思われる。
孤軍重囲の類語・言い換え
孤立／孤独／孤立無援／無援孤立／ひとりぼっち／ひとりきり／ロンサム／ロンリネス／ロンリー／アローン／ロンリーウルフ／一匹狼／離れ猿／独り猿／一身に味方なし／四面楚歌／楚歌／零丁／村八分／仲間外れ／除け者／爪弾き／疎外／ぽつねん／ぽつん／ぽつり