気の毒の意味
気の毒とは、他人の不幸や苦痛などに同情すること。他人に迷惑をかけて申し訳なく思うこと。
気の毒の語源・由来
気の毒は「心の保養になること」「面白いこと」を意味する「気の薬」に対する語。
本来は「心の毒になること」「気分を害するもの」の意味で、自分の心や気持ちに毒となるものを「気の毒」と言った。
他人の不幸や苦痛に接した時、自分のことのように思い心苦しくなることから、同情の意味で用いられ、主に相手の気持ちを言うようになった。
さらに、「気の毒なことをした」というように、迷惑をかけて申し訳なく思うことの意味でも用いられるようになった。
気の毒の類語・言い換え
同情する気の毒
可哀想/不憫/憐憫/哀憐/哀れ/哀れみ/同情/哀切/悲惨/不幸/アンラッキー/不運/痛々しい/痛ましい/労しい/心苦しい/心憂い/心痛い/心が痛む/心を痛める/心痛/胸が痛む/胸を痛める/気しんど/絆される/身につまされる/惨め/目も当てられない/見ていられない/見るのもつらい/見るに忍びない/見るに堪えない/忍びない/涙を誘う
申し訳なく思う気の毒
申し訳ない/心苦しい/済まない/残念/無念/負い目を感じる/後ろめたい/気が咎める/顔向けできない/面目ない/かたじけない/悪い