いよかんの意味
いよかんとは、ミカン科の常緑低木。果実は大きく、赤橙色で水分が多い。
いよかんの語源・由来
いよかんは1887年に山口県で発見され、古くは「穴門蜜柑(あなとみかん)」と呼ばれた。
「穴門」とは、現在の山口県北部にあたる「長門国」一帯の古名である。
明治時代中頃、愛媛県に移植し盛んに栽培されるようになり、愛媛県の旧国名である「伊予」から、「伊予蜜柑・伊予美柑(いよみかん)」や「伊予柑(いよかん)」と呼ばれるようになった。
昭和初期に正式名として、「伊予柑(いよかん)」と名付けられた。