石に灸の意味
石に灸とは、効き目のないことのたとえ。
石に灸の語源・由来
石に灸をすえても何も効果がないことから、効き目のないことのたとえとなった。
同様に灸をすえることからたとえた句には、「土に灸」や「泥に灸」があるが、「石に灸」には、「石」という硬いものに灸をすえても凝り(硬さ)がほぐれないという意味が含まれており、他の句に比べ使われる頻度も高い。
石に灸の類語・言い換え
石に針/土に灸/泥に灸/糠に釘/生壁の釘/豆腐に鎹/沼に杭/暖簾に腕押し/暖簾と臑押し/暖簾と相撲/沢庵のおもしに茶袋/牛の角を蜂が刺す/鹿の角を蜂が刺す/石地蔵に蜂/釣鐘を蜂がさす/蛙の面に水/甲斐がない