ハギ/萩/はぎ

ハギの意味

ハギとは、マメ科の落葉低木。山野に生える。ミヤギノハギ・マルバハギ・キハギなどあり、ふつうはヤマハギを指す。秋の七草のひとつ。

ハギの語源・由来

ハギの語源には、毎年古い株から芽を出すことから「ハエキ(生芽)」の意味。
茎が這うように伸びることから、「ハクエキ(延茎)」の意味。
養蚕の時に用いる雑木小枝を束ねたものを「ハギ」といい、それに似てることから。
葉が早く黄色くなることから、「ハヤクキバム(早黄)」「ハキ(葉黄)」の意味。
「アキ(秋)」が転じたなど多くの説があるが、『万葉集』では「芽」「芽子」を「ハギ」と読ませていることから、「ハエキ(生芽)」の説が妥当であろう。

漢字の「萩」が見られる最古の文献は『和名抄』で、秋の草花の代表であることから、「秋」に草冠を付けた国字である。
中国で「萩」は、キク科のヤマハハコやヤハズハハコを指し、「ハギ」は「胡枝子」と表記する。

ハギの別名・類語

鹿鳴草/鹿の柵/庭見草/鹿妻草/鹿の花妻/月見草/野守草/初見草/風聞草/からはぎ/胡枝花

ハギの種類

ヤマハギ/ツクシハギ/マルバハギ/ミヤギノハギ/シロバナハギ/イヌハギ/キハギ/ケハギ/ビッチュウヤマハギ/ニシキハギ/シラハギ/メドハギ/ハイメドハギ/クロバナキハギ/ヤクシマハギ/マキエハギ/ネコハギ

TOP
テキストのコピーはできません。