下駄/げた

下駄の意味

下駄とは、木製の板に三つの穴をあけて鼻緒をすげ、下面に歯をつけた履物。

下駄の語源・由来

下駄は中世末から見られる語で、それ以前は「足駄(あしだ)」又は「木履(ぼくり)」と呼ばれた。
近世以降、上方では区別なく「下駄」と呼んでいたが、江戸では歯の高いものを「足駄」、低いものを「下駄」と呼んでいた。
このことから、下駄の「下」は「低い」の意味で、「駄」は「足駄」からの転用と考えられる。

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