堂々巡り/どうどうめぐり

堂々巡りの意味

堂々巡りとは、同じような思考や議論が繰り返し、少しも先へ進まないこと。

堂々巡りの語源・由来

堂々巡りは、信徒や僧侶が願い事を叶えるために、神社や寺のお堂の周りを何度も回る儀式のことを言った。
そこから、同じことを繰り返し続けることを「堂々巡り」と言うようになった。
堂々巡りの語源には、京都・清水寺のお百度参りであると、寺を断定した説もあるが、特定の神社や寺に由来するものではない。
清水寺の説が持ち出されたのは、お堂の周りを繰り返し回る儀式を意味する「堂々巡り」の例して、俳諧『崑山集』(1651)の「時雨の比 清水寺にて 順礼とたうたうめくりしくれ哉」が挙げられることから、同じことを繰り返す意味の「堂々巡り」の語源も、清水寺のお百度参りに由来すると誤解されたものである。

堂々巡りの類語・言い換え

いたちごっこ埒が明かない/追いかけっこ/エンドレス/無限ループ/きりがない/果てしない/限りがない/終わりがない/際限ない/無際限/一進一退/進まない/進展しない/渋滞/循環/不毛/捗らない/千日手/水掛け論/押し問答/小田原評定

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