あんぽ柿の意味
あんぽ柿とは、渋柿を硫黄で燻蒸してつくる干し柿。羊羹のように柔らかい。
あんぽ柿の語源・由来
あんぽ柿は、現在の福島県伊達市梁川町五十沢で製造されたのが始まりである。
江戸時代には、渋柿の皮を向き天日で乾燥させた干し柿を「天干し柿(あまぼしがき)」と呼んでいた。
これが転じて、明治時代に「あんぽ柿」と呼ぶようになったといわれる。
江戸時代の天干し柿は、一般的な干し柿と同様に黒ずんだ色をしているため、現在のあんぽ柿と区別して「黒あんぽ」と呼ばれる。
あんぽ柿の別名・類語
伊達のあんぽ柿/干し柿/柿