アイサの意味
アイサとは、カモ科アイサ属の鳥の総称。くちばしが長く、鋸歯状の刻み目がある。11月~12月に飛来する冬鳥。北海道で繁殖するものも少数ある。
アイサの語源・由来
アイサは、「アキサ」の音変化。
漢字で「秋沙」と表記するとおり、「アキサ(アイサ)」の「アキ」は「秋」のことである。
「サ」は「早い」意味の「サ」と、「去る」意味の「サ」の二説あるが、アイサは冬に渡来する鳥なので、「秋早鴨(早秋に来るカモ)」ではなく、「秋去鴨(秋が去った頃に来るカモ)」と考える方が自然であろう。
アイサは、くちばしの縁に鋸歯状の刻みがあることから、「ノコギリバガモ(鋸歯鴨)」とも呼ばれる。
アイサの別名・類語
ノコギリバガモ/アイサガモ/アキサ/アイサトリ/アイガモ
アイサの種類
ウミアイサ/カワアイサ/ミコアイサ/コウライアイサ/オークランドアイサ/クロアイサ