かばねの意味
かばねとは、古代豪族が氏の下に付けて政治的・社会的地位を示した称号。臣(おみ)・連(むらじ)・造(みやつこ)・君(きみ)・直(あたい)・史(ふびと)・県主(あがたぬし)・村主(すぐり)など数十種類ある。
かばねの語源・由来
かばねの語源には、「株根(かぶね)」や「株名(かぶな)」があり、「血統」の意味からと思われるが未詳。
新羅で導入されていた社会制度で、氏族の序列をつける「骨品制」があることから、「死体」や「死体の骨」の意味の「屍(かばね)」を語源とする説もある。
漢字の「姓」は、「女」と「生」で生まれた血筋を表している。