福神漬けの意味
福神漬けとは、大根・茄子・鉈豆・蓮根・生姜・紫蘇の実・筍などの野菜を細かく刻み、味醂醤油に漬け込んだ漬物。ふくしんづけ。
福神漬けの語源・由来
福神漬けは、酒悦の主人 野田清右衛門が江戸末期から明治の始めにかけて考案したもので、元は商品名である。
「福神漬け」の名前の由来は、明治18年(1885年)、酒悦の店が上野にあったことから不忍池の弁財天にちなみ、種々の野菜を七福神に見立てて、戯作者の梅亭金鵞が命名したとされる。
カレーライスに添えられる漬物として広く普及したころから、商品名であった「福神漬け」は一般名詞となった。