酒/さけ

酒の意味

酒とは、アルコール分を含み、人を酔わせる飲み物の総称。日本酒をさすことが多い。

酒の語源・由来

さけの「さ」は接頭語で、「け」は酒の古名「き」の母音変化が有力とされる。
一説には、古名の「汁(しる)」と「食べ物」を意味する「食(け)」で、「汁食(しるけ)」から転じたとする説もあるが、有力とはされていない。
その他の説では、飲むと晴れ晴れすることから、「栄え水(さかえみず)」と呼ばれており、「栄え水」が転訛して「さけ」になったする説。
同様に「栄えのき(「き」は酒の古名)」が転訛し、「さけ」になったする説。
飲むと風寒邪気を払うため、「避ける」から「さけ」になったする説などあるが、これらは俗説である。
また、古くは「クシ」とも呼ばれ、酒の神様を「久志能加美、久斯榊(クシの神)」と言う。
この「クシ」を語源とする説もあるが、「クシ」から「さけ」に転訛することは考えがたい。
「クシ」の語源は、酒は飲むと人の心を奪うため、「奇し(くし)」「怪し(けし)」が転じたものといわれる。

酒の別名・類語

日本酒/清酒/くし/御神酒/気違い水/気狂い水/狂薬/命の水/風邪薬/忘憂の物/天の美禄/水鳥/水辺の鳥/日読みの酉/ながれの泉/阿伽陀/赤ら/儀狄/九献/掃愁帚/玉箒/間水/玄水/此の花/黄雲/こがねの水/濃漿/予北/竹葉/竹の葉/ささ/万八/白杜/杜康/妙理/下若/霞/歓伯/麹生/宜春/玉蘭/黒漿/春色/聖人/聖/大乗水/般若湯/少兵衛/浮蟻/碧友/醸造酒/アルコール/酒類/アルコール飲料/ハードドリンク/蒸留酒/リカー/火酒/ウイスキー/ブランデー/ウォッカ/ラム/テキーラ/ジン/焼酎/泡盛/ビール/果実酒/ワイン/どぶろく/マッコリ/混成酒/再製酒/リキュール/甘味果実酒/梅酒/薬酒/みりん/白酒/合成酒/合成清酒/カクテル

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