しおりの意味
しおりとは、本の読みかけのところに挟んで目印とする、紐や紙片など。案内書。手引き。
しおりの語源・由来
しおりは、動詞「枝折る(しおる)」の連用形が名詞化された語。
「しおる」とは、山道などを歩く際、迷わないように木の枝を折って道しるべとする動作のことで、そこから道しるべを「しおり」と言うようになった。
さらに意味が転じ、書物の間に挟んで目印とするものや、案内書などを「しおり」と言うようになった。
枝折るは「草木をたわめる、しなわせる」という意味の「撓る・萎る(しおる)」と同一語源と考えられ、漢字の「枝折る」や「枝折り」、また「栞」は全て当て字である。
しおりの類語・言い換え
本に挟むしおり
ブックマーク/ブックマーカー/スピン/栞紐/夾算/箋/付箋
案内書のしおり
案内書/手引き書/手引き/パンフレット/リーフレット/早分り/マニュアル/ガイドブック/ハウツー本/解説書/解説本/虎の巻/あんちょこ/参考書/参考図書/入門書