杓子定規の意味
杓子定規とは、何でも一定の基準や規則に当てはめ処置しようとすること。融通のきかない態度ややり方。
杓子定規の語源・由来
杓子定規の「杓子」は、汁をすくったり飯を盛ったりするのに使う道具のこと。
現代の杓子は柄が真っ直ぐな物が多いが、昔の杓子の柄は反るように曲がっていた。
そのような柄の曲がった杓子を定規の代わりにし、正しくない定規ではかるところから、無理に基準に当てはめたり、融通のきかないことを「杓子定規」と言うようになった。
杓子定規の類語・言い換え
四角四面/謹厳実直/馬鹿正直/尾生の信/棒律儀/愚直/律儀/几帳面/紋切り型/ステレオタイプ/判で押したよう/マニュアル通り/鋳型的/一本槍/一点張り/お役所仕事/わからず屋/融通が利かない/頑固/石頭/頭が固い/琴柱に膠す/理が皮を被る/石部金吉/堅物/堅人/堅蔵