子/子年の意味
子とは、干支(十二支)の1番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「北」。旧暦11月の異称。前は亥、次は丑。
子年とは、西暦年を12で割った際、余りが4となる年。ねずみ年。
子/子年の語源・由来
『漢書 律暦志』では、「子」は「増える」を意味する「孳(し)」で、植物が子孫を増やそうと成長しはじめる種子の状態を表すと解釈されている。
この「子」を「ネズミ」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものである。
神様が十二支の動物を決める際、一番に門前に辿り着いた牛の上に乗っていたネズミが飛び降り、一番になったことからや、人間に身近な猫が干支に入っていないのは、ネズミに騙されたからという話があるが、これは十二支に動物が割り振られた後に作られたもので由来ではない。
また、「ネズミ」になったのは、インドの十二宮を支配する十二獣で十二神将にも冠される動物の順からともいわれるが、十二獣が十二支から決められたとするのが一般的な解釈である。
子/子年の類語・言い換え
干支の子
ねずみ年/甲子/丙子/戊子/庚子/壬子/十二支/地支/日読み/干支
方角の子
北
陰暦の11月の子
子月/子の月/建子月/11月/November/霜月/霜降月/雪待月/雪見月/露こもり月/露隠りの葉月/神楽月/神帰月/神来月/仲冬/仲の冬/星紀/暢月/辜月/黄鐘/一陽来復/風寒