象牙の塔/ぞうげのとう 象牙の塔の意味 象牙の塔とは、芸術を至上のものとする人々が俗世間から離れ、芸術を楽しむ静寂・孤高の境地。学者などの現実離れした研究生活や態度、研究室などの閉鎖社会。 象牙の塔の語源・由来 象牙の塔は、フランス語「tour d’ivoire」の訳語。 19世紀にフランスの批評家サント=ブーブが、芸術至上主義者だった詩人のビニーの態度を批評した言葉である。 日本では厨川白村が紹介し、現実と掛け離れた世界を皮肉った言葉として「象牙の塔」は用いられるようになった。 象牙の塔の類語・言い換え 閉鎖社会/排他的社会/学者生活/研究室