玉の輿に乗るの意味
玉の輿に乗るとは、女性が高い身分の人やお金持ちの妻となり、富貴の身分になる。
玉の輿に乗るの語源・由来
「玉」は美しいものの総称で、古くは宝石も意味した。
「輿」は貴人を乗せて人を運ぶ乗り物である。
そこから、貴人の乗る美しい立派な輿を「玉の輿」と言うようになった。
貴人のところへ嫁入りする際には、そのような玉の輿に乗ることから、身分の低い女性が高い身分の人と結婚することを「玉の輿に乗る」と言うようになった。
徳川綱吉の生母 桂昌院は京の八百屋に生まれたが、家光の側室となり豪華な輿に乗って大奥に入ったことから、「玉の輿」は桂昌院の名「お玉」に由来するという説もある。
しかし、名前と出世した経緯から「玉の輿」の代名詞とされているだけで、桂昌院が玉の輿の語源ではない。
この言葉から、現代では、男性が裕福な女性と結婚することを「逆玉の輿に乗る」や「逆玉」などとも言うようになった。
玉の輿に乗るの類語・言い換え
格差婚する／お金持ちの妻になる／金持ちと結婚する／金持ちの家に嫁ぐ／裕福な家に嫁ぐ／名家に嫁ぐ／名家に嫁入りする／名家に輿入れする／名門の家に嫁ぐ／上流階級の相手に嫁ぐ／御曹司に見初められる