春秋に富む/しゅんじゅうにとむ

意味

春秋に富むとは、年が若く、将来が長い。将来性がある。

語源・由来

春秋は春と秋という季節のほか、「一年」の意味もあり「年月」や「年齢」も表す。
春秋に富むの「富む」が表すのは、年齢を重ねて経験豊富という意味ではなく、残っている年月が豊富にあるということで、年が若くて、将来が長いという意味になる。
年が若ければ将来に期待できることから、春秋に富むは「将来性がある」という意味を表す。

対義語に「春秋高し」や「春秋長ず」があるが、こちらは「高齢である」「年老いている」のみで、「将来性がない」という意味では用いられない。

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