おろちの意味
おろちとは、きわめて大きなヘビ。うわばみ。だいじゃ。
おろちの語源・由来
おろちの「お(旧かなは「ヲ」)」は「尾」。
「峰(ヲ)」や「丘(ヲ)」の意味とする説もあるが、元を辿れば「尾」との混同から生じた説である。
おろちの「ろ」は助詞で、現代で使われている助詞の中では「の」に相当する語。
おろちの「ち」は、「いかづち(雷)」や「みずち(水霊)」の「ち」と同じ、霊力や霊的な力をもつものを表す語である。
つまり、おろちは「長い尾の神」の意味と考えられる。
おろちの語源には、恐ろしくて縮むような気持ちになるところから、「おそろち」の略といった説があるが考え難い。
おろちの類語・言い換え
だいじゃ/うわばみ/おおくちなわ/長蛇/蛇(じゃ)/もうだ/もうじゃ/やまかがち/大虫/おかばみ/はは/ばば/ニシキヘビ/アオダイショウ/アナコンダ/ヘビ