ミツクリザメ/箕作鮫/みつくりざめ

意味

ミツクリザメとは、ネズミザメ目のミツクリザメ科のサメ。全長6メートル程度。吻の先端はへら状で、顎が突出している。

ミツクリザメの語源・由来

ミツクリザメの「ミツクリ(箕作)」は、東京大学で日本人初の動物学教授となった箕作佳吉(みつくりかきち)の名前に由来する。
イギリスの貿易商であったアラン・オーストンは、箕作教授の研究に協力し、捕獲した生物を研究所に寄贈していた。
今まで見たことのないこのも、箕作教授の研究所に寄贈され、箕作の名に因んで「ミツクリザメ(箕作鮫)」と名付けられた。
その後、アメリカのデイビッド・スター・ジョーダンによって新種の魚であることが確認され、学名には箕作とオーストンの名前から「Mitsukurina owstoni」と名付けられている。
ミツクリザメのほか、箕作教授の名に因んだ生物の和名には、「ミツクリエビ」「ミツクリエナガチョウチンアンコウ」がある。

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