ケチャップの意味
ケチャップとは、野菜や果実、きのこなどを煮て裏ごししたものに、調味料・香辛料を加えて煮詰めたソース。日本では特に、トマトケチャップを指す。
ケチャップの語源・由来
東南アジアを中心に、ケチャップと似た発音で呼ばれる醤油やソースが多いため、語源は諸説あるが正確なことは分かっていない。
その中でも、中国語で塩漬けにした魚の汁「コエチアプ」がマレーに伝わり、「kechop(ケチョプ)」と呼ばれるようになり、イギリスに伝わって「ケチャップ」になったとする説が有力である。
イギリスでは「マッシュルームケチャップ」が作られるようになり、アメリカに渡って「トマトケチャップ」が作られるようになった。
日本では、カゴメ株式会社の創始者 蟹江一太郎が、国産初のトマト・ピューレの製造に成功し、「トマトケチャップ」が発売されるようになった。
そのため、アメリカや日本ではトマト、イギリスではマッシュルームのケチャップが一般的となった。