烏口の意味
烏口とは、製図用具の一。二枚の刃の間にインクを含ませ線を引くもの。刃先の間隔をネジで調節して線の太さを変更できる。
烏口の語源・由来
烏口は、二枚の刃からなるペン先の形が、カラスのくちばしに似ていることからの名前。
中国語圏では、アヒルのくちばしにたとえ「鴨嘴筆(ヤーズイビー)」という。
英語では「烏口」や「鴨嘴筆」のように鳥のくちばしにたとえておらず、「drawing pen(製図用ペン)」と呼ばれる。
烏口の別名・類語
鋼筆/製図用ペン/鴨嘴筆/製図用具/描画用具/製図器