いじめの意味
いじめとは、自分より弱い立場の者を、暴力や嫌がらせによって肉体的・精神的に苦しめること。
いじめの語源・由来
いじめは、動詞「いじめる(苛める・虐める)」を名詞化した語。
「いじめる」は「いじる」からか、「いじ(意地)」の活用と考えられるが断定は難しい。
「囲締(いじめ)」の意味からといった説もあるが、いじめの原義には集団による行為の意味は含まれていない。
いじめが、特に集団による行為を指すようになったのは、1980年代初頭から、陰湿な校内暴力を言うようになってからである。
陰湿な校内暴力が社会問題となるまでは、「弱い者いじめ」の表現は使われていたが、「いじめる」ことを「いじめをする」と言うことはなく、「いじめにあう」も普通は「いじめられる」と言い、名詞での使用は非常に少なかった。
いじめの類語・言い換え
迫害/いびり/嬲り/校内暴力/リンチ/私刑/私的制裁/鉄拳制裁/公開処刑/虐待/拷問/しごき/かわいがり/蛮行/暴行/暴力/滅多打ち/袋叩き/フルボッコ/こてんぱん/DV