判官贔屓の意味
判官贔屓とは、不遇な身の上の人や弱い者に同情して肩を持ったり、応援すること。
判官贔屓の語源・由来
判官とは平安時代に置かれた検非違使の尉のことだが、判官贔屓の「判官」は「九郎判官」と呼ばれた源義経を指す。
平家討伐に功績のあった義経は、人々から賞賛されたが、兄の頼朝に憎まれた。
奥州平泉に逃げた義経は藤原秀衡に助けられたが、秀衡の死後、秀衡の子である泰衡に襲われ自ら命を絶った。
あえない最期を遂げた義経に人々が同情し、贔屓したことから、「判官贔屓」という言葉が生まれた。
判官贔屓の類語・言い換え
贔屓/恩顧/眷顧/恵顧/引き立て/愛顧/肩入れ/後援/支援/応援/支持/バックアップ/片贔屓/偏愛/特別扱い/特別待遇/依怙贔屓/偏私/同情/哀れみ/情け