贔屓の意味
贔屓とは、気に入った人を特に可愛がったり、引き立てること。また、引き立てる人。
贔屓の語源・由来
贔屓の「贔」の漢字は、貝(財貨)を三つ合わせて重い荷を背負うことを意味する。
「屓」の漢字は、鼻息を荒くすることを表す。
この二つが合わさった「贔屓」は、鼻息を荒くして力んだり、力を込めるという意味で用いられた。
そこから、贔屓は特定の人を助けるために力を入れたり、目をかける意味に転じた。
中国では、碑文の石の下で支える形に彫られた亀を「贔屓」と呼ぶため、これを贔屓の語源とされることも多い。
この亀は、土台となり力を入れて支える姿から、「贔屓」と呼ばれるようになったもので、特定の人に対してする「贔屓」の語源ではない。
贔屓の読み「ひいき」は、漢字音の「ひき」が長音変化したものである。
贔屓の類語・言い換え
引き立て/眷顧/愛顧/恵顧/恩顧/寵愛/後援/支援/応援/支持/肩入れ/力入れ/お気に入り/心寄せ/バックアップ/贔屓贔屓/判官贔屓/特別扱い/特別待遇/優遇/依怙贔屓/偏私/偏愛/片贔屓/身びいき/身内びいき/内輪びいき/縁引き/ネポティズム/縁故主義/相撲も立つ方/可愛がる/引き立てる/目をかける/目にかける/目掛ける/入れ揚げる/面倒を見る/世話をする/助ける/支える/肩を持つ/肩を入れる/贔屓筋/好角家/タニマチ/パトロン/旦那/スポンサー/後援者/支援者/後ろ盾/後見人/金主/金づる/贔屓客/馴染み/顧客/お得意/得意客/常連/常客/花客/応援団/ファン/サポーター