意味
反応とは、ある刺激に応じて起こる動きや、刺激によって行動を起こすこと。物質が作用し合い別の物質を生じること。
語源・由来
本来、反応は一方をそむいて他方に心を寄せるという意味で、「内応」「内通」「裏切り」などと同義で用いられた。
明治になって、「reaction(リアクション)」の訳語として「反応」が使われたことで、科学的な変化を意味するようになり、さらに、精神的な働きなど、ある働きかけに応じて起こる物事の働きを広く表すようになった。
「反応」の元々の読みは「はんおう」で、明治期までは多くが「はんおう」であったが、次第に連声して「はんのう」と読むようになった。
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