牙城/がじょう 牙城の意味 牙城とは、城中で主将のいる所。城の本丸。敵の本陣。組織・勢力などの中枢。本拠。 牙城の語源・由来 牙城の「牙」は、牙旗の意味。 牙旗とは大将の旗のことで、爪と牙で身を守るのを模し、旗竿の頭を象牙で飾りつけるところからいう。 その牙旗が城の内郭で大将のいる所に立てられたことから、本丸・本陣・本拠地を「牙城」と言うようになった。 そこから、大きな組織などの中枢のたとえにも、「牙城」が用いられるようになった。