ふしだらの意味
ふしだらとは、しまりがなく、だらしないこと。
ふしだらの語源・由来
ふしだらは、サンスクリット語「sutra」を音写した「修多羅」が語源である。
古代インドでは、教法を「多羅葉(たらよう)」という葉に書き、鉛筆のような物で経文を刻書し、散逸しないように穴を開け、紐を通して保存していた。
この紐や糸を「修多羅」といい、正確で歪みなく秩序よく束ねることも意味していた。
「修多羅」が音転訛して「しだら」となり、「不」をつけて「ふしだら」になったといわれる。
手拍子を打つことを意味する「しだら」を語源とする説もあるが、関連性がないため有力な説とは考えられていない。
ふしだらの類語・言い換え
だらしない/だらしがない/しだらない/しどない/しどけない/怠惰/ぞろっぺえ/ぞろっぺい/ずぼら/ずべら/ずべら坊/ぐうたら/ものぐさ/生皮/杜撰/でたらめ/ちゃんとしない/しっかりしない/けじめがない/締まりがない/節度がない/らっしもない/無規律/ルーズ/緊張感がない/ぐだぐだ/だらだら/ぞべぞべ/ずるずる/みっともない/はしたない/あられもない/見苦しい/体たらく/だらり/のんべんだらり/自堕落/ハレンチ/下品/下劣/いやらしい/ゲス/低俗/卑俗/猥雑/みだら/醜態