藤の意味
藤とは、マメ科の蔓性落葉低木。蔓は右巻き。4〜5月頃、枝先に蝶形の紫色の花が総状に垂れ下がって咲く。日本の固有種。
藤の語源・由来
フジの語源には、吹き流しを意味する「フキチリ(吹散)」の略。
節のある植物なので「フシ(節)」の転。
古くはつるを鞭にしたことから「ブチ(鞭)」の意味。
「フサタリハナ(房垂花)」の意味など多くの説があるが、定説はなく未詳。
漢字の「藤」は、中国で「シナフジ」を表す「紫藤」の略を当てたもの。
「藤」という漢字そのものは、本来、「つる性」を表す字である。
藤の別名・類語
野田藤/紫草/紫藤/二季草/松見草
藤の種類
シロバナフジ/アケボノフジ/モモイロフジ/アカバナフジ/ノダナガフジ/ヤエフジ/イッサイフジ/フイリフジ