アオリイカ/障泥烏賊/あおりいか

意味

アオリイカとは、ヤリイカ科のイカ。胴長約45センチ。左右に緑色の幅広いヒレがつく。肉は厚く、刺身やするめにする。

語源・由来

アオリイカの「アオリ」とは、泥よけのための馬具の付属具「あおり(障泥・泥障)」のこと。
緑色の幅広いヒレが、この「あおり」に似ていることから、「アオリイカ」と呼ばれるようになった。
アオリイカのヒレはうちわのような形をしており、そのヒレを煽るように動かすことから、「煽烏賊」を語源とする説もある。
しかし、「煽り」はよく使われる漢字であるのに対し、馬具の「障泥(あおり)」は、さほど一般に認知されていない。
それにも関わらず、「アオリイカ」は漢字で「障泥烏賊」と表記されることから、「煽烏賊」を語源とする説は考え難い。

障泥

馬具の障泥(あおり)


別名・類語

モイカ/ミズイカ/バショウイカ/クツイカ/シロイカ/タチイカ/ハビロ/ホヤイカ/イカ

TOP
テキストのコピーはできません。