脚光を浴びる/きゃっこうをあびる

脚光を浴びるの意味

脚光を浴びるとは、広く世間から注目される。「脚光を集める」は誤用。

脚光を浴びるの語源・由来

脚光は、英語「footlights(フットライト)」の訳語で、舞台の前面の床から俳優や歌手などを照らす照明のこと。
そこから、舞台に立つことや脚本が上演されることを「脚光を浴びる」と言うようになった。
舞台に立って演じるのように注目されるところから、脚光を浴びるは、世間の注目の的となることを意味するようになった。

舞台照明の脚光

注目を集めることを意味する言葉のためか、「脚光を集める」と言われることも多いが、舞台に立つ意味から転じた言葉なので、「集める」という表現は適さず誤用である。
また、舞台照明の脚光(フットライト)は、スポットライトのように一箇所(一人)に集中して当てるものではなく、舞台全体を明るくするためのものである。

脚光を浴びるの類語・言い換え

注目される/注目を集める/注目の的になる/スポットライトが当たる/バズる/クローズアップされる/耳鼻を集める/人口に膾炙する/話題になる/関心を集める/世間を賑わす/評判になる/騒がれる/噂の的になる/噂される/取り沙汰される/有名になる/人気になる/人気を博す/人気を集める/人気者になる/売れっ子になる/寵児となる/時代の寵児となる/持て囃される/流行る流行する一世を風靡する/旋風を巻き起こす/ブレイクする/ヒットする/大当たりする/大流行する/頭角を現す

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