ザボン/朱欒

ザボンの意味

ザボンとは、ミカン科の常緑小高木。アジア南部原産。果皮は厚く、砂糖漬けにする。果肉は淡黄色で、やや苦味がある。文旦(ぶんたん)。

ザボンの語源・由来

ザボンは、ポルトガル語の「zamboa」に由来する。
当初は、「ザンボア」や「ザンボ」と原語に近い呼称であったが、転じて「ジャボン」となり、「ザボン」になった。
これには、ザボンの粘液がに溶けた石鹸のように泡が立つことから、「シャボン」との混同で「ジャボン」になったとする説と、単に発音のしやすさから転じたとする説がある。

ザボンの漢字は、漢名「朱欒(しゅらん)」に由来する。
江戸時代には、ザボンに「座梵」という当て字も使われていた。

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