嘘の意味
嘘とは、事実とは異なることを信じさせようとすることや、その言葉。本当でないこと。偽り。
嘘の語源・由来
嘘の語源は以下の通り諸説あり、正確な語源は未詳である。
関東地方では、近代まで「嘘」を「おそ」と言っていたことから、「軽率な」「そそっかしい」を意味する「をそ」が転じたとする説。
漢字の「嘘」が、中国では「息を吐くこと」「口を開いて笑う」などの意味で使われていたため、とぼけて知らないふりをすることを意味する「嘯く(うそぶく)」の「うそ」からとする説。
「浮空(うきそら)」の略などがある。
また、「嘘」の意味として、奈良時代には「偽り(いつはり)」、平安前期には「空言(そらごと)」が使われ、平安末期から室町後期になり「うそ」が使われ始めている。
嘘の類語・言い換え
偽り/法螺/偽/虚偽/空言/空音/虚誕/ガセ/ガセネタ/虚言/妄言/偽言/偽り言/妄語/虚語/虚辞/虚妄/荒妄/偽り表裏/でまかせ/口任せ/デマ/流言飛語/捏造/でっち上げ/創作/フィクション/虚構/与太話/作り話/嘘話/造言/作り事/作り言/譎詐/譎詭/詐偽/偽証/不実/でたらめ/不稽/嘘八百/大嘘/大法螺/嘘偽り/真っ赤な嘘/赤嘘/空嘘/嘘っぱち/嘘っぱし/嘘の塊/嘘の皮/荒誕