内股膏薬の意味
内股膏薬とは、その時次第であっちについたり、こっちについたり、節操のないこと。
内股膏薬の語源・由来
内股膏薬の「膏薬」は、練って作った外用薬のこと。
股の内側に膏薬を貼ると、右側についたり左側についたりすることから、方針や信念もなく、節操のない人のたとえとして「内股膏薬」と言うようになった。
「内股膏薬」は「うちまたごうやく」とも読む。
内股膏薬の同意句には、「二股膏薬(ふたまたこうやく)」「股座膏薬(またぐらこうやく)」があり、類句には「日和見主義(ひよりみしゅぎ)」がある。