寅/とら/寅年/とらどし

意味

寅とは、干支(十二支)の3番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「東北東(東から北へ30度の方角)」。旧暦1月の異称。前は丑、次は卯。
寅年とは、西暦年を12で割った際、余りが6となる年。

語源・由来

「寅」は、「引(のばしひく)」「伸(のばす)」と同系の語で、『漢書 律暦志』では草木が伸び始める状態を表すと解釈されている。
この「寅」を「トラ」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。

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