タラバガニの意味
タラバガニとは、エビ目ヤドカリ下目タラバガニ科の甲殻類。甲羅は約25センチ。脚を広げると1メートル以上になる。多羅波蟹。
タラバガニの語源・由来
タラバガニは、北海道以北の日本海やオホーツク海など、タラの漁場で多く獲れることから「タラバ(鱈場)」の名がある。
名前に「カニ」が付き、英語でも「King crab(キングクラブ)」と呼ばれ、水産業でもカニの一種として扱われているが、タラバガニはカニではない。
第四腹脚が退化し甲の陰に隠れていることや、腹部の形が左右非対称となっていることから、分類学上はヤドカリに分類される。
タラバガニの漢字は、語源のとおり「鱈場蟹」と表記するが、音からの当て字で「多羅波蟹」とも表記される。