蜃気楼/しんきろう

意味

蜃気楼とは、下層大気の温度差などで空気の密度差がある時、光の異常屈折により、見えないはずの物体が見える現象。海上や砂漠で起こる。日本では富山の魚津海岸で見られるものが有名。貝櫓。海市。

語源・由来

蜃気楼の「蜃」は、大ハマグリのこと。
「気」は息、「楼」は高い建物のこと。
古代中国では、大ハマグリが空中に吐いた息によって描かれた楼閣と考えられていたことから、このような現象を「蜃気楼」と呼ぶようになった。

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