親指の意味
親指とは、手足の指で、最も太い指。甲の側から見て最も内側にある。拇指。拇趾。
親指の語源・由来
古く、親指は「大きい指」の意味で「オホオヨビ(大指)」と呼ばれており、12世紀頃に「オホユビ(大指)」に変化した。
「親指」と呼ばれ始めたのは1600年代後半からだが、それ以降も「オホユビ」が中心的に用いられ、「親指」が一般的になったのは明治以降である。
「親指」の呼称が生まれたのは、「オホユビ」が音変化して「オヤユビ」になったというよりも、「大きい指」の意味から転じたか、「親」は「始め」を表すことから「一番目の指」の意味からと考えられる。
親指の別名・類語
大指/おおよび/おおおよび/おおいび/だいし/おゆび/ううゆび/拇指/拇趾/巨擘/お父さん指/サム/第一指/指/人差し指/中指/薬指/小指