驚く/おどろく

驚くの意味

驚くとは、意外なことに出くわして衝撃を受ける。心の平静を失う。びっくりする。はっとして気がつく。目が覚める。

驚くの語源・由来

驚くの語源には、「怖(おぢ)」の転「おどろ」に「く」が付いて動詞化したとする説。
「怖(おぢ)」の転「おど」に、動揺する意味の「ろく」が付いて「おどろく」になったとする説。
「おどろ」は「どろどろ」や「ごろごろ」などの擬音で、刺激的な物音を感じる意味からとする説。
音を聞いて騒ぐことからや、「音轟く(おとどろく)」の意味といった説があり、いずれの説も考えられ断定は難しい。

驚くの漢字は、「敬」と「馬」からなる。
「敬」の原字は、「羊の角+かがんだ人」で、羊の角に触れないよう、はっとしてかがんだ人を表す。
この「敬」に「馬」の「驚」は、敏感な馬が緊張することを表している。

驚くの類語・言い換え

思いがけないことに出くわして驚く

驚き入る/びっくりする/びっくらする/びっくらこく/たまげる/たまぎる/おったまげる/ぶったまげる/仰天する/喫驚する/びっくり仰天する/喫驚仰天する/驚愕する/胆を潰す/度肝を抜く/胸を突く/ギョッとする/ドキッとする/ドキドキする/ハッとする/ドッキリする/ドキリとする/ドキンとする/胸が轟く/驚悸する/動揺する/動転する/どぎまぎする/衝撃を受ける/ショックを受ける/ダメージを受ける/冷静さを失う/平静を失う/平常心を失う/泡を食う/泡を食らう/面食らう/顔色が変わる/色を失う/真っ青になる/目口はだかる/鳩が豆鉄砲を食ったよう/瞠目する/瞠然する/目を丸くする/目を皿にする/目を見張る/目を剥く/目玉を剥く/目玉が飛び出る/目を白黒させる/目を回す/目を疑う/目をパチクリさせる/目が点になる/耳を疑う/舌を巻く/舌を振る/舌を振るう/舌を翻す/声を失う/腰を抜かす/腰が抜ける/あっけにとられる/唖然とする/呆然とする/棒立ちになる/驚き桃の木山椒の木

はっと驚く

はっと気づく/胸を突く/ハッとする/目から鱗が落ちる/ピンと来る

目が覚める意味の驚く

目が覚める/目を覚ます/覚醒する/覚める/醒める/開眼する

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